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Q&A



Q1 なぜ木材ではなくスチールを使うのですか?


A  スチールの枠材は年月を経ても、木材と異なり「ヒビ」「割れ」 「ねじれ」「反り」「乾燥収縮」等の心配がないため、長期にわ たって快適な住み心地を維持できます。また、使われるスチール は薄いため軽量で施工性に優れています。スチールの枠材(形鋼) は工場で生産されるため、安定した品質の製品を大量につくること ができます。



Q2 2×4(ツーバイフォー)工法との違いは何ですか?


A  最も大きな違いは、家の骨組みとなる枠材がスチール(鉄)ででき ていることです。スチールの枠材は、木材と異なり年月によってひ び割れたり反ったりすることがないため、メンテナンス次第では100 年の寿命も可能と言われています。その他にも2×4工法には無い様 々なメリットがあります。



Q3 スチールハウスならではの特徴は何ですか?


A □2×4住宅の約1.5倍を誇る耐震、耐久性。
  □夏冬問わず室温を一定に保つので非常に快適。
  □枠材にスチールを使っているため、非常に長持ち。
  □ひと部屋で最大43畳の大きな空間を実現。
などの特徴があります。その他火災保険が安くなる等、スチールハウス ならではのメリットは非常に多岐に渡ります。



Q4 スチールは錆びやすいのではないですか?


A 外張り断熱方式により、家の骨組みに用いられるスチール(形鋼)が 室内とほぼ同じ温度レベルになることで結露の発生を防ぐため、錆びま せん。家の骨組みに用いられるスチールは、新日鉄が長年培ってきた高 度な表面処理技術(亜鉛めっき)が用いられています。  この亜鉛めっき鋼板は、日本建築センターの「工業化住宅の耐久性能 に関する技術規定」(平成9年7月制定)の中で最高点の評価を得てい ます。例えばご家庭にある電気製品に、塗装せずに使用されている亜鉛 めっき鋼板と比較してもめっき付着量が格段に多く、優れた耐久性を有 しています。また、接合に使われるドリルねじもスチール(形鋼)と同 様の亜鉛めっきが施されており、接合部分の耐久性も腐食促進試験で問 題がないことが確認されています。

Q5 スチールハウスと聞くと、冷たいイメージを思い浮かべてしまいますが、住み心地はどうでしょうか?


A  名前はスチールハウスでもスチールで出来ているのは骨組みの構造(躯体)だけで、家の内外壁には一般の住宅に見られるような木質系の材料などをふんだんに使用しますから、見た目に変わったところはまったくありません。 住み心地の主なポイントをご説明しましょう。 たとえば断熱性。断熱パネルの樹脂層は、厚さが25〜50mmもあるため、夏冬を問わず、非常に高い断熱性を発揮します。もちろん、気密性も抜群です。 さらに、この断熱パネルは音や振動に対しても有効で、外部騒音の遮音性にもすぐれています。 また床に対しては、ツカ(小支柱)で梁を支えたり、防振材を入れたり、床下の構造をくふうして、振動を抑えています。 このほか、耐火性のすぐれた外壁部材を採用していることは、いうまでもありません。 このようにスチールハウスは、十分ご満足していただける居住性をそなえ、安心・快適な暮らしをお約束します。



Q6 着工してから完成まで、どのくらいかかりますか?


A  工期を左右する条件はいくつかありますが、薄くて軽く、ハンドリングが容易という鋼材の特性は、 工期短縮を実現できる基本的な要件です。また鋼材どうしの接合に、電動工具で固定できるセルフ・タッピングねじを採用しているため、現場での組み立てではきわめて短時間で完成します。壁パネルの枠組や屋根トラスを工場で先につくっておく場合は、作業がさらに容易ですから、プレハブ住宅並みの短工期が実現可能です。



Q7 スチールハウスはなぜ地震に強いのですか?


A  2×4工法の骨組みに使われる木材に比べ、約1.8倍の強度を持つスチールを骨組みに用いているためです。壁に使われているパネルも、2×4工法で使われる壁パネルと比べ約1.5倍の強度を誇ります。



Q8 日本ではどのくらい普及していますか?


A  2007年の時点で約25,000戸がスチールハウスで建てられています。近年は地震や台風による被害が頻発しているため、災害に強い特長を多く持つスチールハウスに注目が集まってきています。



Q9 間取りの設計は自由にできますか。また、増改築は容易におこなえるのでしょうか?


A   設計の自由度が高いことは、スチールハウスの特長の一つです。 鋼製枠組壁工法のスチールハウスは、高強度の壁パネルが家全体を周りでがっちり支える構造ですから、内部の間取りは自由で、住む方のライフスタイルに合わせて設計できます。 たとえば、多くの柱が強度を負担する従来の軸組工法の住宅ではむずかしい大スパン、つまり、大きな間取りを実現でき、ワンランク上のゆとりあるスペースをつくることも可能です。 さらに、壁パネルは強くて軽量ですから、限られた敷地を有効に活用する三階建ても建てられます。 内部の間仕切り壁は強度を負担していないので、容易に取り外せますから、将来、不要になった子供部屋二室を合わせて客間につくり替えたいといった改築も、フレキシブルにおこなえます。



Q10 スチールハウスは丈夫で長持ちすると聞きましたが、何故ですか?


A  スチールは経年による変化(割れやヒビ、たわみなど)が非常に少ないためです。



Q11 スチールハウスの価格は、従来の住宅に比べてどうなのでしょうか?


A  住宅の価格は、材料費、施工費、設備費などから成り、家の形や広さ、聞取り、設備仕様などによって大きく変わりますが、躯体の材料費が家一棟の価格に占める割合は、一割程度にすぎません。 ですから、スチールハウスの躯体が木材より安価なスチールで出来ていても、家としての価格が“超安価”になることはありません。 とはいえ、スチールは木材のように価格が大きく変動しません。 さらに、River2×4は在来工法に比べて短い工期で済む合理的なパネル製作・施工システムを確立し、実用化していきますから、いっそうのコストダウンを図ることが可能です。 私たちは、施主の方に満足していただける良質の住宅をより安く提供するためのお手伝いをしようと考えています。



Q12 施工は、どのようにして行うのですか?


A  最初に、軽量形鋼で枠組をつくり、そこに構造用合板を取りつけて、壁パネルをつくります。 場合によって、枠組にブレースをつけることもあります。 同様に、屋根の部分は、所定の鋼材を組んで、屋根トラスをつくります。 ここまでの工程を工場内で済ませてしまえば、施工現場では壁パネルや屋根トラスを接合して組み立てるだけ。 あとの内装や外装は、一般の住宅と同じ手順で施工していきます。 また、接合および組み立て作業は、セルフ・タッピングねじでおこないますから、たいへん簡単で、とくに高度なテクニックは必要ありません。 しかも、鋼材が軽量なので、少ない人数でもスムーズに作業をすすめることができます。



Q13 和風の住宅もできますか?


A  もちろん可能です。家の骨組みにスチールを使っているだけですので、和室のみの純和風住宅を建てることもできます。



Q14 音はうるさくないのでしょうか?


A  スチールは木材と違い、家の振動の元になる歪みや、きしみ、反りなどのくるいがありません。屋外や隣室からの騒音、上階の衝撃音も抑えるよう、遮音性能向上の開発を進め、住宅性能表示の等級も取得していますのでご安心ください。



Q15 住宅金融公庫の融資は利用できますか?


A  もちろんご利用頂けます。スチールハウスは公庫の厳しい基準をクリアしているため、基準金利や割増融資の適用も可能です。


   
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